傀儡子(くぐつ)
歴史の中に埋もれてしまった豪和のあだ名。元来、木偶人形を使って舞を上演する演者を指すが、巨大な鎧人形を操る「嵬」を持っていたためそう呼ばれていたこともあった。だが今ではほとんどその呼称も使われることはなく、豪和の素性や歴史を調べた輩しか知ることはない。クーデターを計画した西田は、そのあだ名を知る数少ない人物。